ボックスのサンプル

14シーズン学習院戦直前主力リレー 川崎 元照


『思い出せ』

初めまして。
2014年度副将兼MFキャプテンを務めています、背番号57番の川崎元照と申します。

まず初めに、リーグ戦初戦の成城戦ではパフォーマンスを発揮できなくてチームに迷惑かけてしまいました。
これからの試合でその分取り返していきます。見ていてください。




リーグ戦にかける意気込みを書くにあたって、この1年を振り返ってみました。
今思うと、始める前はこの代なら絶対やれるって思って幹部になったけれど、すごく難ありのチームでした。

みんな口では言われたこと意識して頑張ろうぜ!とか雰囲気あげましょう!とか言うのに、
いざ練習や試合になると全くと言っていいほど出来なくなるから本当に勝ちたいのか不安になりました。

時にはチームをまとめる幹部がバラバラになってしまって、
正直このままだと勝てないなって思った時期もあって、何度も投げ出したいって思っていました。



だけど、リーグ戦に近づくに連れて、リーグ戦は雨でもやるからって言われてみんなで土砂降りの中練習したり、
All Outしようぜって言われて理不尽なトレーニングにも耐えてここまでちゃんとついてきました。


そして今年の夏合宿。

ビフォア、アフター、誰もが強くなりたいがために、チームのために動いていた。

朝の1番最初のバスに乗って、そして1番最後のバスで帰った僕らは、まさしくAll Outしていたという自負があります。

僕個人の意見でしかありませんが、思うにこんなに本気になれて、

こんなに強いチームになれた塾高は今までにないと思っています。




だからこそ結果が求められる。
自分自身も試合の中で、どんなにいいプレーしたとしても、
点を決めていないと周りからはよく頑張ったとは言ってもらえませんでした。

結果が全てだからこそ、こんなにたくさんの練習試合で勝利してきた今でも、正直怖いし、不安です。



でもそんな時、特にMFのみんなには思い出してほしい。

日本を背負うって決めてるATがOFで待ってる。
雷の中でもラクロスしようする我武者羅な主将がDFで待ってる。
声枯らしてでも見守ってくれる仲間の応援がある。


どんな時でもミスする時はミスするから、その時は仲間を信頼しよう。
俺らが生活のほとんどをラクロスに割いて、今まで必死にやってきたのは、
自分のせいで試合を負けたくないって恐れるためじゃない。


勝つためだろ?

地這ってでも二部昇格するためだろ?

塾高の歴史塗り替えるためだろ?


不安だと感じる時間を、一瞬でも全て勝つためだけに使え。迷うくらいなら走れ。ぶつかれ。追え。

俺らをなめてる奴らを叩き潰せ。

80分全てにラクロス人生を注げ。




俺らならできる。

拙い文章になってしまいましたが、今年で必ずや絶対二部昇格を達成させます。
最後まで応援の程を宜しくお願い致します。

ALL OUT